これは抑えておこう!よく聞く住宅用語あれこれ。

ウォークインクローゼット:衣類、バックなどを収納する、歩いて入れるくらいの大きさの収納スペース。歩いて入れない大きさの場合はクローゼットという。
オプション:一戸建てやマンションを購入する際に、標準仕様として含まれている設備以外のもの。オプションごとに追加費用が必要となる。
サイディング:モルタルやタイルとは異なり、板状のものを貼りつけて施工する一戸建ての外壁材の一種。木製・金属製・セラミック製などがあり、釘やネジで壁に固定する。
サーキュレーションプラン:家の中に行き止まりのない間取り。玄関ホール→リビング→ダイニング→キッチン→ユーティリティー(家事室)→洗面所→廊下→和室→玄関ホールといった具合に家の中をぐるぐる回ることができる。
サーモスタット付き混合水栓:主に浴室で使われる温度を制御するサーモスタット装置のついた湯と水が同じ蛇口から出る混合水栓。40度に設定すれば、夏でも冬でも40度の湯が自動制御されて出てくる。
システムキッチン:流し台、コンロ、作業スペース、収納スペースなどを組み合わせてひとまとめにして、ステンレスや人造大理石の天板を載せた台所設備。表面に凹凸がなく、隙間がないので手入れが簡単。
テラス 石やテラコッタなどのタイルを敷いた、庭よりも一段高くした緩衝スペース。リビングなどから直接出入りができ、庭に出ることができる。
24時間換気システム:窓を開けなくても24時間自動的にきれいな空気を取り込み、汚れた空気を排気する設備。シックハウス症候群対策としても有効。
ニッチ:花瓶や小物を置いたり、凸凹をライトアップして雰囲気を楽しんだりすることができるように玄関ホールなどの壁を部分的にくぼませて作った飾り棚。
フルオートバス:自動的に適温の湯を沸かし、湯張り、追い炊き、足し湯をしてくれる浴槽設備。
プレハブ住宅:現場での作業が少なくてすみ、工期が短いメリットのある、工場であらかじめ製作された住宅。木質、鉄骨、コンクリート、ユニットなどの系列に分かれる。
フローリング:木質系の材料の床材。無垢の板による単層フローリングと、合板と化粧板による複層フローリングがあり、ダニがわきにくく、掃除がしやすいが、遮音性は低い。
ペアガラス:二枚のガラスの間に、真空の層をはさんだ、断熱性、防音性が高い窓ガラス。北海道などの寒冷地に適している。
ベタ基礎:建物下面全体にコンクリートを打ち、建物の荷重を面で受ける基礎。
メーターモジュール:住まいの寸法を1mを基本に設計する方法。日本古来の基本単位は3尺(90cm)。
床暖房:床下に温水や電熱器などの熱源を置き、床全体から出た輻射熱で足元から部屋全体まで温度差なく暖める設備。安全性が高く、空気を汚さず、しかも手入れも簡単だがやや高価。
ユニットバス:放水性能の高いプラスチックなどでつくられた、床から天井まで一体化している浴室設備。浴室のみのものや、ワンルームマンションなどで使われる洗面・便器を備えたものもある。
浴室喚起乾燥機:24時間換気や衣類乾燥を行う浴室内の装置。冬季の浴室を暖房し、温度差による血圧や脈拍数の急激な変化を抑えるほか、カビ対策にも有効。