言った、言わない口約束。打ち合わせに必須のアイテムとは?

リフォームのトラブルには、業者とのトラブルのほかにも近所さんとのトラブルも起こるかもしれません。
このようなトラブルを未然に防ぐために、回避の知識を身につけておきましょう。
◎「言った」「言わない」
リフォーム業者とのトラブルで良くある話が「言った、言わない」のトラブルです。
このトラブルの原因は口約束でやってしまうことにあります。
よくあるのが打ち合わせが進むにつれて起こる「変更や追加」。
どうしても話の流れで生じる変更事項等は忘れてしまいがちです。
打ち合わせでの変更や追加は口約束で行なわず、必ず打ち合わせシートで記録しておくことをお勧めします。
打ち合わせシートは「住宅リフォーム推進協議会のホームページ」でダウンロードすることができますので、有効に活用しましょう。
◎工事範囲の誤解
リフォームが終わった後に「ここもしてくれないの?」という、業者とのリフォーム範囲のズレはよくあるトラブルです。
この大きな原因は思い違いで、「業者からの説明不足、施主の思い違い」などが挙げられます。
図面だけの打ち合わせでは誤解を生じる可能性がありますので、
実際に現場に行ってどの範囲を工事するのか打ち合わせすることをお勧めします。
そのときは当然口約束にならないように、打ち合わせシートに記入しながら行ないます。
◎近所とのいさかい
リフォームで近所とのトラブルが起こることもあります。
近所とのトラブルになる原因はやはり「騒音」「埃」「匂い」です。
リフォームが終わった後に、近所との付き合いが悪くなるのは避けたいものですね。
近所とのトラブルを避けるためには、工事前の挨拶回りが大切です。
その際は「気になることがありましたら、何でも言って下さい」という一言を添えて、ご近所さんが言いやすい環境を作ってあげることです。