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あなたの家族はどのタイプ?二世帯住宅の基本3パターン。

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あなたの家族はどのタイプ?二世帯住宅の基本3パターン。
 

◎完全共有型

昔ながらの同居スタイルです。
親子それぞれの寝室以外の住まいのほぼ全域を共有し合います。
玄関には二世帯分の靴、台所には二人の主婦が立ち、トイレや洗面所は込み合いますが、大家族でワイワイガヤガヤ暮らしたいのならこのパターンがおすすめです。
しかし、プライバシーは守られづらいので、自分のテリトリーを大切に思うタイプの人には少し居づらい住まいかもしれません。
しかし、親の住まいにそのまま同居するにしても、増改築や新築して住むにしても、最も建築費がリーズナブルなのがこのタイプです。
水道光熱費や電話代なども一括して払えるため、基本料金がダブることもなく無駄がありません。
経済性が最大のメリットといえるでしょう。
しかし、将来、介護が必要になったときなどに、現状の間取りや設備では対処できなくなる可能性があります。
そこで、10年後20年後には大規模な改築やリフォームが必要になるなどの心構えは必要です。
完全共有型で新築をする場合には、寝室の位置、トイレ・浴室などの位置や広さなど、設計の段階で介護の問題などを考慮しておく必要があるでしょう。

 

◎部分共有型

玄関、リビングなど住まいの中のどこか一部を親・子で共有し、キッチンなどそれ以外のスペースは全て別々に設ける住まいが部分共有型です。
親世帯・子世帯双方のプライバシーや生活スタイルが保ちやすいことが大きなメリットです。
寝室だけでなく、トイレや浴室などを2か所ずつ設けることで、あまり顔を合わせたくない場所での日々の摩擦を回避することができます。
また、二世帯住宅の場合でもキッチンは分けるべきという考え方が一般的なのは、キッチンでは食材の管理や食器の趣味など、主婦同士のテリトリー意識がたとえ親子であっても生じやすいからです。
部分共有型を選択する理由には、完全に別々の住まいにしてしまっては寂しいといった気持があるようです。
双方のプライベートのスペースと、ほどよく行き来ができる玄関やリビングなどの共有スペースをはさみこむことで、ホットな関係を保つことも可能なのです。
プライバシーや生活ペースを守りつつ、親子双方の交流を自然に図ることができるのがこのパターンの二世帯住宅です。
しかし、新築でも増改築でも、設備を2か所ずつ設けることにより、建築コストがかかります。
また、別々にガスや灯油、電気を使用するので光熱費もかさみます。
そこで、もっともコストがかかる水周り部分を共有すると、コスト削減を図るための有効策となります。
共有部分については双方で話し合い、管理の仕方や分担を決めておく必要があります。
お互いが共有するスペースは、「向こうも使うのになんでうちばかりが」といった不満の原因にもなる場合があるのです。

 

◎完全分離型

玄関をはじめ、キッチン、浴室、洗面、トイレ、寝室、リビングなどの生活スペース全てを別々にするのが完全分離型です。
このパターンでは、親・子はまったく別の住まいに住むお隣さんになります。
また、権利や登記を分けることも可能です。
完全分離型は大きく次の4形態に分けることができます。
1 別棟にして、双方玄関から行き来するタイプ
2 隣合わせで建築して、双方がドア1枚で行き来する長屋感覚のタイプ
3 1階と2階に分かれて、1階は1階の玄関を使用、2階は外階段を設けて2階の玄関を使用するタイプ(内階段で行き来を可能にする)。
4 外見上一軒の家だけど内階段で上下に分かれるタイプ(玄関は1階に2か所設ける)

なお、完全分離型では、玄関を別にすることで完全に別々の住宅として区分登記をすることが可能だという最大のメリットがあります。
これは、一戸の住まいをみんなで所有する共有登記とは全く異なります。
区分登記のメリットは、不動産取得税や固定資産税の軽減です。
また、住宅融資を二戸分受けることが可能になる住宅金融支援機構の場合、基準金利が適用になるなどの融資面でのメリットがあります、暮らしにおいても、それぞれが相手世帯に影響されることなくマイペースで暮らしていけるという他のタイプにはない気楽さがあります。
しかし、家二戸分の建築コストがかかります。また、公共料金なども二戸分必要となるので、生活費も高くつきます。
それでも、将来的に不要スペースを賃貸にそのまま転用できるなどのメリットはあります。
そこで、予算さえあれば完全分離型をという声も大変多いのです。
なお、完全分離型でも、門や庭は共有することになるので、管理をどちらがするかなどの話し合いは必要です。

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